朝食を食べた「合利麺粥」という店。

店内の風景。香港に住む人々の一日の始まりの風景でもある。

店の奥にあった、恐らくは関帝を祀った祭壇。中央の髭を生やした赤ら顔の神様が関羽で、左側で帽子をかぶって矛を持っているのが部下の周倉、右側の若々しい神様は関羽の養子の関平であろう。香港でも関羽はかなりの人気を誇っていることがうかがえる。

ここで食べた食事。この前は麺だったので、今回は粥を食べた。左側の皿に載っている茶色いのは油条（ユージァオ）。中華風揚げパンである。右側のは、青葉のオイスターソース炒め。

バスの中から見た風景。

空港の風景。

空港の窓から見た飛行場の風景。
写真はここで終わっている。この後、飛行機に乗って東京へ帰り着いたのは７時過ぎのことだった。東京に着く１時間ほど前に機長のアナウンスがあったのだが、この機長が、「本日の運行は『すごく』うまくいっております」と力説したり、空の雲を「花嫁のヴェールのような白い雲」と言ったり夕暮れ時の空を「イエローダイヤモンドのような空」などと詩的な表現で表わしてみたりとなんだか愉快な機長だった。（もっとも、『すごく』と力説していた割には成田空港に着いてからなかなか止まらなくて、「道に迷ってるんじゃないだろうか」などと疑いをかけられていたりしたが）
外国に旅行するのはこれで２回目だった。モバイルギアも入手して少しは記録つけが上達したかと思ったが、結果としては残念ながら、この記録は今回の旅行の２、３割程度を表わしているに過ぎなかった。次にどこかへ旅行する時には、もう少しましな記録をつけることができるとよいと祈りつつ、ここでキーボードを叩く手を止める。

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